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凱旋門賞とオリンピックに思うこと

昨日のスプリンターズSは反省しきり。

自己嫌悪に陥るほど。

これまで調教重視できた予想スタイルだったはずが、調教◎のキンシャサノキセキを消したのは、データに翻弄されたにほかならない。

確かに、データはそのレースを予想するうえで重要なファクターであることに変わりはないが、今回のレース予想に関しては、いつもよりデータに偏りすぎていたような気もする。

今週の毎日王冠と京都大賞典の予想をする上で、大いに自戒したい。


メイショウサムソンが凱旋門賞で10着に敗れた。
これがサムソンの、いや、世界での日本馬の実力なのだろ。

スタートして間もなく、他馬に大きく寄られ、人馬共に立ち上がるような不利を受けた。

日本の競馬なら、この時点で直ぐさま『審議』のランプが点灯するのだろうが、そこは世界の厳しさ。何事もなかったかのようにレースは終了した。

オリンピックや、世界規模のスポーツ大会を見ていて思うが、日本の選手は、日本という温室で育ったため、どうもメンタルな部分が弱い。

ある程度の技術を身につけた後は、メンタルの勝負なのだ。

日本のお隣りの韓国は、日本の人口の半分にも満たない。がしかし、北京五輪でのメダルの数は日本よりも多い。日本人と体格は変わらないにもかかわらずだ。

例え話が飛躍するが、アメリカで起こったロス暴動の際、在米日本人などは怯え逃げ惑う。しかし在米韓国人などは、テレビでも何度も放映されたように、拳銃を持って黒人の暴漢達に立ち向かう。

この違いなのだ。

世界へ出た時のメンタルの強さで勝負は決まる。

日本の野球が北京五輪で負けた時、プロ野球解説者などは『日の丸や日本の野球のプライドなど背負っているものを意識しすぎた』というが、それは的外れな見解だ。

例えば、アフリカなど開発途上国の女子陸上選手などは、国を背負い、国民全ての期待を背負っている。また、オリンピックで勝てば、家族全員が貧困から脱出できる。温室育ちの日本の選手からは想像すら出来ないほど大きなものを背負ってオリンピックに出場してくるのだ。そして結果を出す。

どんなに大きなものを背負っていても、結果を出せるメンタルの強さが大事なのだ。

北京五輪での野球韓国戦の時、キャッチャーの矢野は、藤川にボールを返球する際、マウンドまでボールが届かない場面があった。緊張で体が強張っているのだ。阪神ファンのオレが、あえて辛辣に言うが、矢野も藤川もノミの心臓だった。

技術にメンタルが伴ってこそ実力が発揮できる。

話を凱旋門賞に戻すが、競馬関係者は『世界に通用する馬を育てる』と言うが、騎手のメンタル面を軽視していないか。

今回の凱旋門賞のように、寄られたから下がるのではなく、進路妨害よろしく逆に寄って進路をこじ開けるくらいの気概がほしいものだ。

凱旋門賞優勝という、日本の競馬関係者と競馬ファンの悲願の達成には、日本の競馬騎手のメンタル面での向上が欠かせないのではないだろうか。


こう書いていながら、競馬予想をした後、レースが始まるまでドキドキしてしまう自分がいる。

大金を張った時など心臓が破裂するんじゃないかと思う。(笑)

競馬に立ち向かうためには、もっとメンタルを鍛えないと…と、自戒する。(笑)

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  • Date : 2008-10-06 (Mon)
  • Category : コラム
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